調香のもたらす効果と歴史

調香(ブレンド)から生まれるシナジー効果

シナジー効果とは:相乗効果により、全体の最適化、効率化が発揮されること。自然、経済、社会など様々な分野で、この効果は測られる。精油をブレンドすることにより、さらに良い香りとなること、心身に与える好影響が期待できることを言います。

スティーブン・R・コビーは著書『7つの習慣』の中で、「全体の合計が各部分の和よりも大きくなるということ」と定義し、「男女の結びつきが子供を世にもたらすこと」を典型的な一例としている他、以下の例を挙げている。

  • 二つの植物を近づけて植える事で、別々に育てるよりもよく成長する。
  • 二本の木材を重ねる事で一本一本で支えられる重量の和より、大きな重量を支えることができる

時の王妃・女王を魅了してきた天然香料

マリー・アントワネット・ジョゼファ・ジャンヌ・ド・ロレーヌ・ドートリシュは、フランス国王ルイ16世の王妃。個性的なスタイルを貫いたこのフランス王妃は、上質なバラの香りをこよなく愛し、当時の調香師にバラの香水を作らせたという。

「マリー・アントワネットからの注文は少々難儀な内容だった。まずプチ・トリアノンを象徴させ、そこに王妃と羊飼いのイメージを盛り込んだ香水にしなければならないからだ。
中略~核となるローズアブソリュート(純粋なばら)の香りが立ち上がり、それは官能的で守護神の様でもある。白いオレンジの花びらは肉厚で香り高く、フレッシュな香りはそよ風に似た子供のキスのような幸福な気持ちを呼び込む。」
(マリー・アントワネットの調香師 エリザベット・ド・フェドーより引用)

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