【会報】2026年4月号「—ライラック香る春の中庭 — Cour au Printemps」

四月。やわらかな光が庭の奥まで届き、花々が静かに息づく季節となりました。
冬の気配は違のき、空気には少しの甘さと新しい始まりの予感が漂います。
LANVIN の名香、Arpegeにインスピレーションを得て、春のパリの中庭に咲くライラックの花束をイメージしました。

Text/Blend Megumi Aoki

ライラック
学名: Syringa rugaris
モクセイ科の落葉低木で、春に房状の花を咲かせる香り高い植物です。ヨーロッパでは春を告げる花として親しまれ、パリの庭や街角にもよく植えられています。香りはグリーンフローラルでミドルノート。やわらかなパウダリー感と透明感のある甘さが特徴です。ギリシャ神話に登場するニンフシュリンクス (Syrinx)の名を語源に持つ花。

 

Cour au Printemps

 

レモンとグリーンリーフの爽やかなトップから、ライラック、ローズ、ジャスミンがやさしく香り、最後はシダーウッドとサンダルウッドが落ち着いた余韻を残します。
春の光と花をお楽しみください。

【作り方・オーデコロン 30ml】

無水エタノール 23.7mlに
 トップ:レモン② プチグレン①ホーリーフ①ネロリ①ガルバナム①
 ミドル:ライラック⑤ローズ ab.② ジャスミンサンバック ②
 ベース:シダーウッド ①サンダルウッド①ベンゾイン①
これらを入れてよく撹拌し、精製水 5.4mlを入れて完成


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